患者様一人一人に寄り添い丁寧な対応を心がけ、精神的・身体的な負担を軽減するため、一般的に1時間以上かかる親知らずの抜歯は専門医により短時間で痛みの少ない抜歯・手技を行っております。
経験豊富な口腔外科専門医が抜歯を行いますので安心して治療が受けられます。
患者目線の対応を一番に考え確実に麻酔を効かせ素早い治療を行います。
十分に麻酔を効かせてから抜歯を行いますので痛みを感じることはありません。
歯科用CTで撮影することで親知らずを立体的に観察して状態を丁寧に説明します。
骨に埋まっている親知らずを経験豊富な口腔外科専門医が15~20分で抜歯します。
短時間で素早く抜歯しますので患者様の精神的・身体的な負担を軽減いたします。
親知らずは、20歳頃に生えてくる前歯から数えて8番目の歯で智歯(第三大臼歯)といいます。
永久歯が生えそろった後で生えてくることが多いため「親に知られることなく生えてくる歯」という意味でこのように呼ばれるようになりました。
一番最後に生えてきて一番後方に位置しているため、生えるスペースがなく横や斜めに傾いたり骨の中に埋まったまま生えてこないことがあります。このような親知らずは、腫れたり隣の歯をむし歯にしたり、骨の炎症を起こしたりしてトラブルの原因になることが多いです。
親知らずは一番奥に生えるため、歯ブラシの毛先が届きにくく、他の歯と比べて歯垢の除去が困難です。そのため、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。親知らずがむし歯や歯周病になると、その手前の歯にも悪影響を及ぼす場合があり、抜歯をした方が良い症例がたくさんあります。
親知らずが身体や口腔内に悪影響を及ぼすのは、親知らずが歯ぐきや、骨に埋伏している場合です。
真横の方向に埋まっている親知らずは、隣の歯をグイグイと押すため、(その状態が長引くと)となりの歯をむし歯にしたり顎関節症になり顎の痛みの原因になる他、歯並びが悪くなる可能性が高くなります。
︎斜めの方向に生えてきた親知らずは「半埋伏歯」と呼ばれ、親知らずの周囲の歯肉が腫れて痛みます。また、頬も腫れることがあります。
正常に生えた親知らず
斜めに生えた親知らず
真横に生えた親知らず
半分生えている親知らず
一部だけ生えている親知らず
完全に埋まっている親知らず
親知らずが正常に生えていて上下の歯で噛み合っている場合で、特にトラブルがない限り抜く必要はありません。
しかし、斜めや横向きに生えて隣の歯を圧迫している、外向きに生えてかみ合っていない、いつまでも歯肉がかぶさっている場合は、今は問題なくても、将来、親知らずの周囲が赤くは腫れて痛みが出たり口が開かなくなり食事がしにくくなり、口が開きにくくなります。
歯ブラシが届きにくく親知らずや隣の歯がむし歯になりやすくなります。歯ぐきが化膿すると痛みや口臭の原因にもなり、口が開きにくくなります。
(隣の歯がむし歯)
歯ぐきの中に埋まっている親知らずは、汚れが溜まり歯ぐきが腫れたり、痛みが出たりします。
(痛みや歯肉の腫れをおこす)
親知らずは生えていないように見えても、あごの中で問題を起こしている場合もあります。一度、受診して、今後の相談をしてみましょう。
完全に骨の中に埋まっている状態(完全埋伏歯)
傾斜して潜っている埋伏歯(歯肉に埋まっている)
病変
(骨が炎症)
歯肉の中に埋まっている状態
むし歯箇所
水平に埋伏して隣の歯がむし歯になっている
むし歯箇所
斜めに生えて隣の歯がむし歯になっている